登山と風景写真の相性がいい理由

登山と風景写真の相性がいい理由

普通の風景写真に飽きてきたら

「なんだかこの写真普通だな」

「ゴールデンアワーに撮ったのにいまいち心に響かない。」

「ハッとする絶景写真を撮ってみたいな」

「なんだか街の写真とか少し飽きてきたし、違うのも撮ってみたい。」

最近写真を撮っててこんな事思った事はないだろうか?

普段の撮影で刺激が薄れてきたら、スイッチを変えるシグナルだ。

そんな時は是非山に登って撮影を行ってみよう!

山には下界にはない想像を超えた絶景が存在している。

初心者でもきっと人を驚かす写真を撮ることができるだろう。

実は登山と風景写真はとっても相性がいい!

山岳写真を2年間取り組んだらその理由がはっきりしてきたので説明しよう。

初心者でも理解できる内容なので是非目を通してもらいたい。

by yokotashinjiphotography

 

登山と風景写真は相性がいい!

標高が高いから必然的に絶景写真になる

By yokotashinjiphotography

標高が2000m後半から3000mまで登れば下界では見ることのできない

素晴らしい景色が広がる。

日本の森林限界は本州で2500mほどであり、それより上は植物が成長

しにくいので山の稜線では木々が視界を邪魔せず景色を眺めることができる。

いわゆる絶景であるが何故その景色が絶景と言えるのか考えてみよう。

人にとって絶景とは非日常的な景色のことである。

普段生活している環境からでは絶景と言える景色になかなかな出会うことができない。

絶景に出会うためには、我々が普段の生活とは異なった環境、または異なった時間帯に

身を置くことが必要である。

普段山の上で生活していない我々が山に登った時に眺める景色が

絶景と感じるのは理解できるだろう。

 

雲の動きが速く絵画のような写真が撮れる

 

下界から上空を見ると雲がゆーーーっくりと動いているのが分かる。

動いているのか?と思うことさえあるがそれは地上と雲の距離が

とても離れているからである。

逆に山に登って標高が上がるにつれて雲の動きがメッチャ速いなー

と思ううの事はないだろうか?

ご存知の人もいるかもしれないが、実際に雲は時速40〜50km/時程度

スピードで動いている。気圧が不安定な時などは100km/時ほどになることもある。

下界で雲を撮影しても普通の写真になってしまいやすい。

山に登った時はその速い動きの雲を利用して撮影して見よう。

by yokotashinjiphotography

 

設定:6絞り分のNDフィルターを使用し ISO64、f11、SS6秒で撮影

こんな風に雲を流して撮影すると絵画のような写真になる

下界の通常の環境ではNDフィルターを使用してもシャッタースピードを

かなりゆっくりにしないと雲が流れてくれないが、

山では比較的短いシャッタースピードで

可能になるので是非挑戦して欲しい。

特に夕暮れ時は光量も減るためNDフィルター無しでも雲を流すこともできるだろう。 

NDフィルターなんぞや!?の方は是非こちらの記事を参考にするといいだろう。

夏のおすすめフィルター NDフィルター ~スローシャッターで幻想的な写真に!~

 

計画能力が向上する

ルート、所要時間の確認、早めの出発、到着で余裕を作ろう

本来登山は計画性を持って行うべきものである。

天気予報の確認、登山ルート、エスケープルートの確認、時間などあらかじめ計画を立て、

登山届けを出すことを忘れてはならない。こちらからオンラインで作成可能。

山での撮影も登山計画同様に計画性が非常に重要となる。

行き当たりばったりな撮影も良いがやはり計画性を持って挑んだ方が

より効率良く、納得のいく絶景写真が撮れる。

山頂に着く頃にはすでに夕焼けの時間、慌てて構図を探していては

最高のチャンスを逃してしまう。

そのチャンスを逃さない為にはあらかじめ計画を立てるのが効果的だ。

撮影においても時間に余裕があればゆっくり構図を探せる。

山の上は撮りたい景色で溢れているだろう。慌ててブレブレな写真を撮ったり、

機材を落として破損したりなんてこともある。

余裕を持って、撮影の時間を存分に楽しもう。

 

天気予報必ず確認しよう

山の天気は変わりやすく、夕方は特に天候が悪化することが多いので早めに

行動することが大切だ。信用できる天気予報サイトを参考にしよう。

tenki.jp登山天気

月に240円の課金がかかるが、最初の一ヶ月以内に解約すれば無料。 

同じ山でも位置によって天候の把握ができ、雨雲、雷雲の分布も把握できるので便利。

有料でも信頼性もあるのでこれを高いと思うか安いと思うか。

 

SCW気象予報

これは風景写真の必需品と言っても良いだろう。

雲量、雲の分布把握できるのが特徴だ。

今晩天の川を撮影したいと思っていれば時間軸をスライドし予報を

見ることができる。もちろん雲がかかると予想されても諦めてはだめ。

雲の隙間から顔を出すことも十分ある。

てんきとくらす

こちらは登山にふさわしい状況か判断する登山指数というものが表示されているのが特徴

撮影のツールとしてよりは登山の計画ツールとして僕もよくお世話になっている。

まあ状況によるがCだと、「やめておこうかな」と判断している。

他にも様々な天気予報のツールがあるが、信頼性の高いものを使用しよう。

有料のものはやはりしっかり分析されており信頼できる。

撮影だけでなく、時には命に関わることでもあるので天候については

十分注意しておこう。

 

日の出日の入り時刻、方角を確認しておこう

日の出日の入り時刻、方角は天気予報のサイトなどで確認できる。

アナログでコンパスでどの方向に沈むか確認する方法もあるが、

僕が愛用している素晴らしいアプリがあるので紹介しよう

TPE

自分の意図する場所にピンを刺せば

その地点からの日の出日の入り時刻、方角を地図付きで確認できてしまう

超優れもの。おまけにゴールデンアワーやブルーアワーの時刻まで確認できる。

もちろんそれらの時刻は周囲の地理的環境で前後する。

風景写真をこれから始める人は是非このアプリを使用してみよう。

 

周囲の山々の地形、位置関係を把握しておこう

これは少し上級者向けの内容であるが知っておくと撮影効率が上がる。

紙の地図やグーグルマップでも良いので周囲の山々の地形、位置関係を把握しよう。

太陽が沈む先に自分のいる山より高い山があったら、せっかくの夕焼けも台無しだろう。

そんな場合の対策を練る為にも必要な作業の一つである。

地形、位置関係の把握ができれば、太陽の光の当たり方も想像し、構図もなんとなく把握できる。

いくつか撮影スポットをあらかじめ決めておくと撮影時無駄な時間を省くことができる。

もちろん「登ったとこ勝負だ!」ってのも悪くない。参考程度に把握しておくと良いだろう。

自分の想像したシナリオ通りに結果が得られた時は、意外と嬉しいもんだ。

 

登山と風景写真は計画あって成り立つもの。

この二つはあなたの計画性を向上するのをバランスよく助けてくれるだろう。

まとめ

何故人は重いカメラと三脚を担いで山に登るのか?

荷物を最小限にして身軽に登山できた方が断然快適で、楽しいのに。

このカメラ、レンズ、三脚がなければどんに楽に登れるだろうかと思ったり。

それでもその先に待っている絶景が待っているから一歩ずつ駆け上がることができる。

写真は記録を半永遠に記録することができ、その時の絶景、自分の感情までも蘇らせてくれる。

大自然の中から一枚の芸術作品を作り出した時の喜びは大きいだろう。

登山と風景写真が組み合わさると楽しさが倍増することは間違い無いだろう。

決して楽ちんではないが、初心者のうち小さなミラーレスカメラ、コンデジ、スマートフォンでもいい。

上で述べたことを少し意識するだけでも楽しみが増すだろう。

その楽しみを感じ始めたら機材、そして体力も合わせてグレードアップしていこう。

さあ、カメラを持って山に登ろう!

by yokotashinjiphotography